Integrity Is Integral

寒くなったり、暖かくなったりと体調を崩しやすい気候の中、花粉が確実に舞う今日この頃、みなさまはしつこい花粉症のように毎日勉強できているでしょうか?

一ヶ月以上更新しないのも不味いので、久々の更新です。
先週までは、経済学部のテストが非常に忙しくて(32単位をかけたテスト!!)、今週は実務補習の集中講義期間というスケジュールで、なかなかに骨の折れる日々を送っております。

とりあえず明日から、実務補習の合宿です。
ビジネスゲームをやるそうなので、また帰ってきたら報告します。


最近思うこと。
豊田社長の弁明がなかなかに誤解を生みやすいものだということ。

さる会計士を特集した雑誌記事を見ました。
英語もろくにできない状態で海外に行ったが、徐々にクライアントの信頼をもぎとり、パートナーにこぎつけたお方です。
その方が、たとえ一時的にはクライアントと喧嘩することになっても、クライアントにとって本当に有益なことを訴えれば「誠実な人、man of integrity」として、たとえ文化の違う海外であろうとも評価される、という趣旨のことをおっしゃっていました。これは表面的にアメリカ流をまねるのでなく、もっと普遍的な誠実性を重要とすべきという意味がある一方で、誠実性を伝える努力も必要だという含蓄をもっていると思います。


さてトヨタの社長さん。
字幕をつけないとアメリカでは流せないような英語だという問題を除いても、ダボス会議を優先したり、原稿に目を落として話したり、言葉に詰まるようでは「誠実さ」というものは伝わらないと思います。個人的にトヨタのリコール問題自体は大したことないと思ってますが、いかんせん対応には大きな間違いがあったと思ってます。


一見、この話は勉強とは関係ないように見えます。でも、実際の所は論文問題などで問題の趣旨を無視して自分の知識だけで答えて、採点基準を大きく外す人を大学受験のときもCPAの時も結構見てきました。これは、問題の先の作成者という相手の存在を無視して、自分の勝手な思い込みで持論を展開していることに等しく、この点、上記のことに通じる所でもあります。
試験問題を解くときも、問題の先の作成者との対話を意識すると相手に自分の「良さ」が伝わるし、何より楽しいものだと思います。


取り急ぎ更新までで根拠の薄い話を延々としてしまいました。悪文、誤字等々失礼。
それでは